天慶3年(940)、宇多天皇の孫にあたる寛朝[かんちょう]大僧正により開山された、真言宗智山派の大本山。全国70カ寺の別院や末寺などを有する。本尊は弘法大師開眼の不動明王像と伝えられ、江戸期から「成田のお不動さま」とよばれ親しまれてきた。約23万平方mの広大な境内には、額堂や光明堂、釈迦堂、仁王門、三重塔(すべて重要文化財)が点在。現在の大本堂をはじめ、前本堂の釈迦堂、旧本堂の光明堂を巡れば、寺の発展の歴史をたどることができる。平成30年(2018)に開基1080年を迎えた。
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