室町時代初期に創建された、木曽福島の興禅寺[こうぜんじ]、長福寺[ちょうふくじ]と並ぶ木曽三大寺の最古刹。永享2年(1430)に建てられたが木曽川の氾濫で流失し、慶長3年(1598)に現在地に再興された。現在ある本堂、庫裡[くり]、山門は当時の建物で、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定。本堂内にはウグイス張りの廊下が残され、木曽檜造りの大きな座像「定勝だるま」があることから木曽七福神布袋尊霊場としても知られている。鶴亀蓬莱庭園や山門そばのシダレザクラも見事。
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