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姫路の書寫山圓教寺とともに、播磨屈指の西国観音霊場として知られる第26番札所。御詠歌に「春は花(桜) 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる法の華山」と歌われる。石段の道を登ると平安末期に造られた三重塔(国宝)が優美な姿を見せる。本堂とその後方にある妙見堂、弁天堂、護法堂はいずれも重要文化財。
北条町の羅漢寺境内にある。境内入口に仁王像石仏が立ち、その奥に並ぶ。素朴な造りだが、一体一体が表情豊か。ややエキゾチックな顔立ちをしていることから帰化人をモデルにしているともいわれるが、作者も造立の意図もわかっていない。制作年代も不明だが、江戸時代以前と推測されている。
加西市の指定文化財である五百羅漢を有する天台宗の寺院。境内に並ぶ400体以上の石仏は、誰が何のために作ったのか不明。それぞれ表情が異なり、自分の顔に似たものが必ずあると言われている。また、寺院入口には背中に慶長15年(1610)と刻まれた仁王像の石仏があり、奥には江戸期作の来迎二十五菩薩などもある。
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