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榎本武揚や土方歳三らが明治新政府軍と戦った、戊辰戦争最後の地。張り出した五つの稜堡[りょうほ]が美しい星型を形作る西洋式城塞だ。25.2haという広大な五稜郭全域は公園として整備され、春には満開の桜が咲き誇る。入口の五稜郭タワー展望台(1階86m、2階90m)からは、函館市街や津軽海峡も眺望可。公園を散策する前にまずタワーへ上り、周辺の地形を頭に入れておくと歩きやすい。
昭和57年(1982)に開園した都市公園。「函館」の地名は、津軽の河野政通が戦国時代にこの地に来て箱型の館を築いたことからとか。江戸末期に箱館奉行所が最初に置かれた地で、明治期には開拓使函館支庁や函館県庁などもあって函館市の行政の中心地だった。園内には明治期建築の旧北海道庁函館支庁庁舎や旧開拓使函館支庁書籍庫のほか、函館の都市形成に貢献した今井市右衛門ら4人の像、山側に隣接して国指定重要文化財の旧函館区公会堂も立つ。パーゴラやバラ花壇なども整備され、8月には「はこだて国際民俗芸術祭」も開催。
湯の川温泉にある熱帯植物園。ヤシ・サボテンなどをはじめとする熱帯性の植物約300種3000本が栽培され、なかにはソーセージの木などの珍しい樹木もある。園内ではニホンザルも飼育。冬には専用の温泉に浸かって毛づくろいをし合う、微笑ましいサル達の姿も見られる。所要30分。
函館山の麓、元町公園や旧イギリス領事館のすぐそばにある芝生の広場。安政元年(1854)に函館に来航したアメリカのマシュー・ペリー提督の函館来航150周年を記念して、旧市立函館病院跡地にペリー提督来航記念碑が建立され、「ペリー広場」の愛称が付けられた。広場の高台に立つ記念碑は、函館港を見下ろすように悠然と立つペリー提督の銅像が印象的だ。ちなみに、ペリーは函館を「天然の良港」と賞賛した。
湯の川温泉街から函館市街に向かって広がる大森浜は、かつては砂山が広がっていたという浜辺。明治時代の岩手県出身の歌人・詩人として知られる石川啄木が函館滞在中に好んで散策した場所の一つだ。昭和33年(1958)に石川啄木像建設期成会によって寄贈された啄木像は、彫刻家・本郷新の制作。小さな公園内に海と浜、函館山を背景にして設置されており、絶好のビューポイント。台座には「潮かをる 北の浜辺の砂山の かの浜薔薇[はまなす]よ 今年も咲けるや」の短歌が刻まれている。園内には詩人・仏文学者であった西条八十の詩碑も立つ。
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