
幸手権現堂桜堤(県営権現堂公園)
江戸時代、日光街道と日光御成街道の分岐点にあたる宿として栄えた町が現在の幸手市。その北部にある県営権現堂公園内の幸手権現堂桜堤と呼ばれる堤防にソメイヨシノによる千本桜のトンネルが約1kmにわたって続き、隣には広大な菜の花畑がひろがる。桜のピンク色と菜の花の黄色のコントラストが美しく、関東屈指の桜の名所となっている。桜の他にも、初夏にはあじさい、ひまわり、秋には曼珠沙華と四季折々の花が咲く。駅から幸手宿を抜けて桜堤を目指して歩き、幸手の歴史と季節の花を同時に楽しむ人も多い。
- 埼玉県幸手市