東京から北海道へ引越しをする場合、その移動距離は800km以上、荷物の運搬時間は約36時間ともいわれています。当然ながら引越し料金も高くなるわけですから、できるだけ安く抑えたい方も多いのではないでしょうか。では、東京から北海道への引越しをできるだけ安くするにはどうすればよいのでしょうか。そこでこの記事では、東京から北海道へ安く引越しをするためのコツと、おすすめの引っ越し業者として、サカイ引越センター、アート引越センター、アップル引越センター、引越のプロロ、エール引越センターの5社を紹介します。東京から北海道へ安く引越しをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京から北海道へ安く引越しをするためのコツ

東京－北海道間の引越し料金相場はいくらぐらいなのでしょうか。引越し一括見積もりサイトで紹介されている相場を参考にしてみました。

※通常期は5月～2月、繁忙期は3～4月
◆「引越し侍」

・単身者：通常期127,900円、繁忙期203,400円
・家族（3人）：通常期211,600円、繁忙期230,600円

◆「ズパット」
・単身者：通常期103,305円、繁忙期178,255円
・家族（3人以上）：通常期271,753円、繁忙期405,675円

サイトによって相場の算出方法は異なりますが、いずれにしてもかなりの費用がかかることがわかります。ただし、引越しにかかる費用は、時期や時間帯、利用するサービス内容によって大きく異なります。そのため、安く済ませるためのコツを押さえておくのが重要です。そこで、引越し費用を安く済ませるためのコツをまとめてみました。

長距離引越しが割安になるプランがある業者を選ぶ

東京や北海道の引越し業者によっては、長距離の引越し専用のプランを提供しているところもあります。たとえば遠距離の引越しを多くおこなっている業者では、一度の往復で複数の引越しに対応するために長距離プランを安く設定していたりします。一般的に長距離プランのある業者のほうが安く依頼できる可能性があるため、東京から北海道への引越しを検討している方は、そのような業者を中心に探してみるのもおすすめです。

引越し時期を調整する

引越し費用は繁忙期に依頼するか、通常期に依頼するかで大きく異なります。一般的には卒業や入学、入社、転勤などが増える3～4月は引越しのハイシーズンで料金が高く、反対に10月や12～1月は引越し料金が安くなります。可能であれば引越し時期を繁忙期と重ならないように調整すると、費用を大きく下げられるでしょう。一般的に長距離になればなるほどシーズンによる料金変動の影響を受けやすくなるため、引越し時期をよく検討するようにしましょう。

平日に引越しをする

曜日も引越し料金に影響します。一般的には学校や会社が休みになる土日祝日は引越しを希望する人が多いため料金が高くなりやすく、反対に平日の引越しを安く設定している業者が多いです。引越し業者によっては公式サイトにカレンダーを掲載していて、引越し料金の目安が1日単位で確認できるため、気になる業者がある方はぜひチェックしてみてください。ちなみに、早めに予約することで割安になる東京や北海道の業者もあります。人の出入りの多い東京の場合、特にギリギリの予約だと混みあって希望日が選べなくなる可能性も出てくるため、早めの予約がおすすめです。

引越しの時間帯を選ばない

引越しをするスタート時間帯や、新居に引越し業者が到着する時間帯を指定することができる場合がありますが、指定しないほうが料金は安くなります。東京や北海道の引越し業者によっては時間帯を指定しないフリータイムというプランを提供しているところもあります。時間指定をしないことで引越し業者は効率よくスケジュールを組むことができるため、その分、安く提供することができるのです。フリータイムのプランでも、引越しの前日などにおおまかな時間を教えてくれたりする業者もあるため、見積もりの際に確認してみましょう。また、東京や北海道の業者の中には、時間にゆとりがあり、費用を抑えたい方向けに、1週間以内や2週間以内に荷物を届けるフリータイムプランを提供しているところもあります。急ぎでない場合はこうしたプランを検討してみるのも方法の一つです。

できるだけ自分で梱包作業をおこなう

東京や北海道の引越し業者では作業量に応じた複数のプランを用意しています。当然ながら、梱包作業などをすべてまるごと業者にお願いするプランは料金が高く、逆に自分たちで作業をする量を増やせば基本料金が安くなります。荷物が少ない方や、梱包作業の時間を確保できる方はできるだけ自分でおこなうようにしましょう。

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荷物量を減らす

引越し料金は、運び出す荷物の量と、東京の自宅から北海道の新居までの距離に応じておおよその金額が決まります。引越しする距離を変えることはできませんが、荷物の量は工夫次第で減らすことができます。不要なものはできる限り処分し、荷物の量が少なくなるようにしましょう。家電や家具などの処分を検討している方は、家具家電などの無料引き取りをおこなっている東京や北海道の引越し業者を選ぶのもおすすめです。

引越し資材を自分で安く調達する

荷物の梱包に必要になるのが、ダンボールやガムテープといった梱包資材です。東京や北海道には梱包資材を一定量まで無料で提供している業者もいれば、引越し料金を安くするためにすべて有料（もしくは提供しない）とする業者もいます（大手引越し業者の場合、家族向けはダンボールが最大50枚まで無料、というところが多い）。資材が足りない場合は、引越し業者から有料で購入できることもありますが、引越し費用を抑えるためには自分で調達することも考えましょう。たとえば、数個足りないということであれば近所のスーパーなどに行って無料でもらってくることができますし、ホームセンターや通販サイトで購入することも可能ですので、安くできる方法で調達してみましょう。なお、自分でもらってくる際には必要な荷物がまとめられるか、ダンボールの大きさや強度を忘れずに確認してください。
なお、ダンボールなどの梱包資材は業者によって引越し後に無料で回収してくれるところもあれば、有料オプション扱いになるところ、対応していないところなどさまざまです。無料回収をおこなっていない場合には、自分で自治体の資源回収ボックスなどに持っていくと費用が発生しません。

必要なオプションサービスがある業者を選ぶ

東京や北海道の引越し業者では、基本プラン以外に有料のオプションプランを設けていることが一般的です。洗濯機やエアコンの取り付け・設置などは無料でその他の家電は有料など、業者によって項目や料金が異なるため、必要とするものが基本プランに含まれているのか、見積もり時に確認するようにしましょう。

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このように、引越し費用は工夫次第で安くすることが可能です。東京から北海道の引越しは、料金が高くなりやすいため、できる範囲で節約に取り組んでみましょう。
さらに、安く引越しをするためには引越し業者選びも重要で、料金を抑えるためには相見積もりがカギとなります。相見積もりを簡単にしたい方におすすめなのが「引越し一括見積もりサービス」です。どのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

東京から北海道への引越しを考えている方は要チェック！利用したいおすすめの引越し一括見積もりサイトはこれ！

引越し費用を抑えたいなら、完全無料で複数の引越し業者にまとめて見積もりを依頼することができる「一括見積もりサイト」の活用がおすすめです。引越しを検討している方に多く利用されているサービスで、必要事項を入力するだけで複数社の見積もり結果を手に入れることができます。ここでは、駅探おでかけラボ編集部が選んだ「一括見積もりサイト」を2つご紹介します。

引っ越し侍

「引越し侍」は、引越し業界最多の300社以上の中から見積もり比較ができる完全無料の引越し一括見積もりサイトです。運営しているのは、東証プライム市場に上場している株式会社エイチームの子会社・株式会社エイチームライフデザインです。
一括見積りの依頼はとても簡単です。ウェブサイト上の申し込みフォームに必要事項を入力すると、提携している引越し業者のうちの最大10社に見積もりを依頼することができます。依頼後は各見積もり業者から電話もしくはメールで連絡が来るのでそれを待ちましょう。
引越し侍のメリットは、希望する業者にだけ見積りが依頼できる点です。引越し業者を探す際に、候補にも挙がっていないような業者とのやり取りをするとなると、ストレスを感じるものですが、引越し侍ならその点は安心。興味のない業者とはやり取りをする必要がありません。
また、業者を条件別に比較できるのも注目すべきポイントです。複数社の見積もり結果を手に入れられるため、業者間の比較や価格交渉がしやすく、最終的に最安値の業者を選ぶことができます。
サイト内は料金相場や利用者の口コミなど引っ越しに関する情報が満載なので、本当に信頼できる業者かどうか見極めることもできます。
「口コミで評価の高い引越し業者に依頼したい」という人にもおすすめのサービスです。気になった方は引越し侍にアクセスしてみましょう。

• 引っ越し侍の口コミ

LIFULL引っ越し見積もり

「LIFULL引っ越し見積もり」は、提携している全国100社以上の引越し業社の見積もりが一括で取れるサイトです。
引越し元や転居先の住所、希望日などを入力すると、その内容に合ったおすすめの引越し業者が提案されるため、その中から選んで見積もりを依頼することができます。
見積もり依頼は最短45秒ででき、急いで相見積もりをしたい方にはとくにおすすめです。ただし、申し込みフォームにはWi-Fi工事などのオプション欄にチェックが入っているので、不要な方は外すようにしてください。
住宅や不動産を扱う「株式会社LIFULL」が運営していることもあって、サイト内は見積もり以外のコンテンツも充実しています。引っ越し準備のノウハウや都道府県別の引越し業者のランキング、口コミなど、引越しにまつわる情報が豊富なので、引越しを検討している人はぜひチェックしてみてください。

• LIFULL引っ越しの口コミ

東京から北海道への引越しでおすすめの業者5選

ここからは、東京から北海道への引越しでおすすめの業者を5社ご紹介していきます。あなたにぴったりの業者がきっと見つかると思うのでぜひチェックしてみてくださいね。

【大手引越し業者編】

サカイ引越センター【50年を超える実績】

※口コミや一括見積もりサイトの料金を参考

サカイ引越センターは、全国の引越しに対応している大手引越し業者です。全国に200を超える支社を持っていて、ネットワークを武器に全国の引っ越しにスピーディーに対応しています。東京には墨田支社、葛飾支社、東京東支社、江戸川支社、東京中央支社、練馬支社、東京南支社、品川支社、杉並支社、世田谷支社、目黒支社、国立支社、武蔵野支社、東京西支社、八王子支社、八王子北支社、東大和支社、小平支社、東京北支社、東京城西支社があります。また近隣県にある板橋支社、川口支社、足立支社、相模原支社も、東京の一部エリアを担当しています。また北海道にも複数の支社があり、そのネットワークを活かして東京から北海道への引越しにスムーズに対応してもらうことができます。
そんなサカイ引越センターの特徴をご紹介します。

公式サイトでは個別の希望に沿ったプランのシミュレーションもできます。また、引越しにまつわるコンテンツも充実していて参考になる情報も多いので、公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

• サカイ引越センターの口コミ

アート引越センター【サービス品質で勝負！】

※口コミや一括見積もりサイトの料金を参考

アート引越センターは全国の引越しに対応している大手引越し業者です。全国に支店があり、東京にも北海道にも複数の支店があります。そのため、東京から北海道への引越しも問題なく対応してもらえるでしょう。

そんなアート引越センターの特徴をご紹介します。

アート引越センターは全国区の引越し業者で実績も豊富なため、東京から北海道の引越しも安心して任せることができます。平均相場よりはやや高めですが、料金だけでなく品質も重視したい方はアート引越センターを候補に入れてみてください。

• アート引越センターの口コミ

アップル引越センター【リピーターの多い大手引越し業者】

※口コミや一括見積もりサイトの料金を参考

アップル引越センターは、全国に24の拠点を持つ引越し業者です。本社は日本橋にあり、その他にヘッドオフィス、東京南支店、江戸川支店、足立支店、練馬支店が都内にあります。また、北海道には2020年に札幌センターが新設されています。そのため、東京から北海道の引越しもスムーズに対応してもらうことができるでしょう。
そんなアップル引越センターの特徴は以下です。

アップル引越センターはネット見積もりから予約までをできる「ラクニコス」というシステムを導入しています。見積もり確定料金を出すための担当者の訪問が不要なので、できるだけ最小限のやり取りで済ませたい方にはおすすめです。特に単身者向けの引越し料金は平均相場よりも安いため、安く、手間を省いて引越しをしたい方はアップル引越センターで見積もりをしてみてください。

• アップル引越センターの口コミ

【地域密着型業者編】

エール引越センター【北海道のほぼ全域をカバー】

※口コミや一括見積もりサイトの料金を参考

エール引越センターは、札幌市に拠点を置く引越し業者で、北海道内全域や日本全国への引越しに対応している地域密着型の業者です。東京も対応地域に含まれていて、北海道への引越しを依頼することができます。
そんなエール引越センターの特徴は以下です。

エール引越しセンターは、北海道のほぼ全域への引越しに対応しています。また、一年を通して料金の変動が少ないという特徴もあります。繁忙期だけどできるだけ安く引越しをしたい、という方にエール引越センターはおすすめです。

• エール引越センターの口コミ

引越のプロロ【週末でも格安料金が実現できる】

※口コミや一括見積もりサイトの料金を参考

引越のプロロは、東京と札幌に拠点を置く引越し業者で、おもに関東、北海道などの全国への引越しに対応しています。本社が東京・葛飾区にあり、東京から北海道への引越しも対応可能です。
そんな引越しのプロロの特徴は以下です。

引越のプロロは、長距離でも格安で引越しができる割引制度が充実しています。時間や日にちにゆとりがある方は、複数の割引制度を併用して大幅に減額することもできます。とにかく安く済ませたい！という方は引越のプロロを検討してみてはいかがでしょうか。

• 引越のプロロの口コミ

以上が東京から北海道への引越しでおすすめの業者です。引越し業者を選ぶ際には、見積もりの金額やサービス内容はもちろん、対応エリアや口コミ、運送業者貨物賠償責任保険への加入の有無なども確認しておくと安心です。

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引越し業者の見積もり依頼から申込みの流れ

ここからは、引越し業者に見積もりを依頼してから業者を決定するまでの流れを以下に簡潔にまとめます。

1. 業者のリサーチ

評判やサービス内容を調べ、引越し業者の候補を絞り込みます。

2. 見積もりの依頼

選んだ業者に対して見積もりを依頼します。オンライン（WebやLINEなど）または電話での申し込みが一般的です。

3. 訪問見積もり

必要であれば、業者に自宅へ来てもらい、荷物の量や特殊な取り扱いが必要な物の確認などを行い、詳細な見積もりを取ります。なお、業者によっては訪問見積もりを必須としておらず、Webの見積もりだけで予約できる場合があります。

4. 見積もりの比較

複数の業者から得られた見積もりを比較し、価格、サービス内容、対応の良さなどを検討します。

5. 質問・交渉

疑問点や特別な要求があれば、業者に質問し、必要に応じて価格の交渉も行いましょう。

6. 業者の決定

比較と検討を行い、最終的に一社に絞ります。

7. 契約の締結

選定した業者との間で正式な契約を締結し、引越し日時などの詳細を確定します。

8. 確認と準備

引越し当日までの準備と業者との最終確認を行います。

この流れを頭に入れておくと、スムーズな引越しにつなげることができるでしょう。

東京から北海道へ長距離引越しをする際の注意点

ここまで引越し業者に関してお伝えしてきましたが、最後に長距離引越しをする際の注意点をご紹介します。

引越し業者の対応エリア

一般的に大手の引越し業者の場合、東京から北海道への引越しも問題なく対応してもらえますが、地域密着型の引越し業者の場合は対象エリアが限定されていることがあります。特に北海道は広いため、引越し先が対応エリアに含まれているのか、確認しておくようにしましょう。

計画的な引越しスケジュール

東京から北海道への引越しは通常3日程度はかかると言われています。荷物を送った後、到着までに必要なものがなくて困った、ということがないように、送るものと手元に残しておくものをしっかり管理するようにしましょう。また、場合によっては宿泊する場所を確保しなければならない可能性もあるため、スケジュールをしっかり立てて引越し業者に依頼するようにしましょう。また、冬などは天候次第でスケジュールが変更される可能性もあります。時間にゆとりをもって引越しの計画を立てることをおすすめします。

車やバスなどの輸送

車やバイクなどが複数台ある場合はそれらの輸送手段も検討する必要があります。大手の引越し業者などでは有料オプションとして対応してもらえることが多いのですが、対応の可否や料金については忘れずに検討しましょう。

ペット輸送の対応

ペットがいて、一緒に引越しをする方も多いでしょう。ご自身と一緒に移動する場合は問題ありませんが、業者に依頼したい場合は対応が可能かどうか、確認しておきましょう。

東京から北海道へ安く引越しする際のポイントまとめ

今回は東京から北海道へ安く引越しをするためのポイントと、おすすめの引越し業者5選をご紹介しました。安くなるためのポイントをおさらいしておきましょう。

また、東京でおすすめの引っ越し業者は以下です。

以上のポイントを参考にして、自分のニーズに合った業者を選んでみてください。

この記事の執筆者

駅探LOCAL 地域メディア編集部

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