写真コンテスト

鉄道と風景 写真コンテスト作品募集

2008年 鉄道と風景 写真コンテスト受賞作品

大賞 (JTB旅行券 5万円)

【大賞】投稿者:SR7    路線名:近鉄 奈良線    撮影場所:新大宮〜西大寺
投稿者
SR7
路線名
近鉄 奈良線
撮影場所
新大宮〜西大寺

光と陰が印象的な作品です。何度も通われてようやくこの一枚をものにされたそうですが、その努力の甲斐あって、完成度の高い作品に仕上がっています。粘り勝ちといえるでしょう。雲の感じもすごくいいですね。この表情豊かな空がこの作品のいちばんの魅力であると感じました。たしかに雲ひとつない鮮やかな青空はインパクトがあってキレイでが、この作品のように雲があったほうが写真としての表現力は豊富に感じられて、見る人の想像力もかき立ててくれます。画面を構成する明暗のバランスもよくて、夜の闇の世界から、日の出と同時に列車が飛び出してきたような、未来への希望が感じられる力強さが好印象です。
(岡嶋 和幸)

優秀賞 (VISA商品券 5千円)

  • 【優秀賞】投稿者:miniboss    路線名:JR五能線    撮影場所:驫木駅
    投稿者
    miniboss
    路線名
    JR五能線
    撮影場所
    驫木駅

    おお、憧れの五能線!日本海の荒波と降り残る雪に、リゾートしらかみ「青池」号の青い車体がぴったりと合ってて素晴らしいですね。救いようもなくどんよりとした空もあいまって、厳しい冬の情景が非常にリアルに描かれています。そんな中を健気に駆け抜けていく「青池」号に、北国の人の美しさと辛抱強さを感じてしまうのは僕だけでしょうか。それにしても驫木駅・・とどろき駅と読むんですね(笑)
    (オオゼキタク)

  • 【優秀賞】投稿者:さんなん    路線名:米坂線    撮影場所:小国〜越後
    投稿者
    さんなん
    路線名
    米坂線
    撮影場所
    小国〜越後

    雪かき車関連の写真を多く投稿していただきました。その中で選ばせていただいたのがこの写真です。DE15ラッセル車が雪をかき分けていく様子がダイナミックなだけでなく、樹氷の輝きが幻想的な雰囲気を醸し出しているのが魅力です。この写真を見ると、雪かき車の色は青でもなければ黄色でもない、やはり赤が最もよく似合うと思わせてくれます。また、鉄のかたまりであるディーゼル機関車が、どうしてこれほどまでに自然ととけ合うのか、不思議に感じながらも感心してしまう一枚。さんなんさんが携帯電話の待ち受けにされているとのお気持ちがよく分かります。
    (吉田 一紀)

  • 【優秀賞】投稿者:カラー    路線名:わたらせ渓谷鐵道    撮影場所:上神梅駅
    投稿者
    カラー
    路線名
    わたらせ渓谷鐵道
    撮影場所
    上神梅駅

    わ89形
    203号の中央の窓配置が「ああ、レールバスだなぁ」って思いますし、その窓の開いていることが、菜の花と共に春の訪れを感じます。すごく柔らかい、あたたかな写真ですね。久々に上神梅駅に行きたくなりました。
    (小倉 沙耶)

  • 【優秀賞】投稿者:フォトパンダ    路線名:千葉県 小湊鉄道     撮影場所:上総大久保駅付近
    投稿者
    フォトパンダ
    路線名
    千葉県 小湊鉄道
    撮影場所
    上総大久保駅付近

    見上げれば満開の桜、目を落とせば菜の花と、素晴らしいロケーションをみつけましたね!のどかな春の陽射しの中、駅に滑り込む小湊鐵道の朱色+クリーム色のツートンカラーがさらに映えて見えてます。ディーゼル音や油のにおい、レールの軋み、そこにある情景からいくつものストーリーを妄想させてくれます。車体の煤け具合、錆び具合も気動車ファンとしてはたまらないポイントですが、ほんとうに味わい深いですね!
    (オオゼキタク)

  • 【優秀賞】投稿者:楽山    路線名:智頭急行線    撮影場所:智頭駅付近
    投稿者
    楽山
    路線名
    智頭急行線
    撮影場所
    智頭駅付近

    智頭急行HOT7000系
    目が覚めるような青さで、思わず背筋を伸ばしたくなります。青い色の車両は、空の青さや木々の緑で霞んでしまいがちですが、この写真は逆に勢いを感じます。水鏡も綺麗ですね
    (小倉 沙耶)

  • 【優秀賞】投稿者:プラムスリー    路線名:東海道新幹線    撮影場所:有楽町駅付
    投稿者
    プラムスリー
    路線名
    東海道新幹線
    撮影場所
    有楽町駅付

    ご応募いただいた多くが自然を走る写真だった中で、新幹線が東京の中心地をダイナミックに疾走するこの写真は目を引きました。新幹線でも500系というのがさらにこの写真の魅力を高めていると思います。デザイン的な評価も高い500系新幹線は未来へ駆け抜けるイメージを感じ、新しい高層ビル群を横目にゆっくりと走っていくこの写真は、未来の想像図ではないかと思ってしまったほどです。私は拙著の中でも書かせていただいているように、在来特急が消えていくことから新幹線を好きになれないのですが、新幹線と向き合ってみようかなと感じさせてくれました。次回新幹線を利用する際は、駅探で500系のダイヤを探し乗ってみるつもりです。
    (吉田 一紀)

  • 【優秀賞】投稿者:okigaru    路線名:富良野線    撮影場所:ラベンダー畑駅
    投稿者
    okigaru
    路線名
    富良野線
    撮影場所
    ラベンダー畑駅

    広がる青空、緑の大自然にDE15ノロッコ号塗装……これほどまでに合うのかと驚かされました。臨時停車駅・ラベンダー畑駅での写真ということも興奮しますが、ラベンダーそのものは写っておりません。しかし、okigaruさんのコメントにあったように、この年は酷暑のためラベンダーが咲き乱れていたそうですが、そんなラベンダー畑の中をこのDE15はゆっくりと走ってきたのだろう、しかも土のかおりのするそよ風がトロッコ客車の中を優しく吹き抜けたのだろうことまで想像させてくれます。このような写真を見ると、列車の旅に出かけたくなるのは私だけではないでしょう。
    (吉田 一紀)

  • 【優秀賞】投稿者:白鴎流星    路線名:真岡鉄道    撮影場所:茂木駅付近
    投稿者
    白鴎流星
    路線名
    真岡鉄道
    撮影場所
    茂木駅付近

    私は小学校低学年まで旧国鉄真岡線(現・真岡鐵道)沿線で育ったことから、思い入れの強い路線です。審査をさせていただく際、どうしても真岡鐵道関係に目を奪われてしまいました……お許しください。その中でもこの写真を選ばせていただいた理由は、真岡鐵道の新しい魅力を見せてくださったからです。真岡鐵道に『SLもおか号』が走っているのは有名ですが、私は茂木駅で留置されている姿を見逃していました。しかも、花火とのコントラストが最高です。茂木駅の裏にある白樺公園で毎年夏に打ち上げ花火があるそうで、それを狙って撮ったのがにくい! 真岡鐵道には見るべきポイントがたくさんあると再認識させられました。
    (吉田 一紀)

  • 【優秀賞】投稿者:夢樹    路線名:岩泉線    撮影場所:浅内駅
    投稿者
    夢樹
    路線名
    岩泉線
    撮影場所
    浅内駅

    山深いところを走る岩泉線は秘境駅の宝庫と言われていますね。でも、本数が数少ないながらも、それを必要とする人がいる。そして待っててくれる人がいる限り、列車は走り続けてくれる。キハ52の前照灯が優しく行く道を照らしてくれています。部活動に向かうこの小さな少年が大人になって「あの風景にもう一度、会いに行きたいな」と思ったとき、この駅で写真を撮ってくれた人のことをふっと思い出したりしてくれたら、嬉しいですね。
    (オオゼキタク)

  • 【優秀賞】投稿者:Soshi    路線名:大井川鉄道    撮影場所:千頭駅
    投稿者
    Soshi
    路線名
    大井川鉄道
    撮影場所
    千頭駅

    今ではすっかり見ることができなくなった、硬券(こうけん)。切符というと、この種の硬い厚紙の切符を思い浮かべてしまいます。駅員さんの手から、乗客の手へと、切符は手渡しだったことをあらためて思い出し、旅をするということが、ひとつのおおきなイベントだった頃が懐かしく思います。
    (駅探)

  • 【優秀賞】投稿者:hagi    路線名:JR東日本 磐越西線    撮影場所:上戸駅付近
    投稿者
    hagi
    路線名
    JR東日本 磐越西線
    撮影場所
    上戸駅付近

    私は拙著の中で書かせていただいたように線路を眺めるのが大好きです。特に、列車が走っている姿ならカーブ路線、線路そのものならどこまでもまっすぐのびる路線に注目しています。まっすぐのびる線路としては、この写真に最高得点を与えたいと思いました。紅葉した山々と風に揺れるススキが無機質な線路に合うのはもちろん、私が特に注目したのは手前が若干カーブしていること。これがアクセントとなり、私をさらに興奮させてくれました。バラストにレールの錆がついている風合いもよく、規則正しく並んでいるまくら木と犬釘に不思議な魅力を感じる……いつまで見ていても飽きない写真です。
    (吉田 一紀)

  • 【優秀賞】投稿者:ファンキー    路線名:山陽新幹線    撮影場所:厚狭〜新下
    投稿者
    ファンキー
    路線名
    山陽新幹線
    撮影場所
    厚狭〜新下

    0系
    暗めの写真で、普通なら哀愁を感じるのに、思わず顔がほころんでしまうのは、やはりこの愛嬌のある顔だからこそなんでしょうね。6両編成だからこそ撮れる、このまとまった感じが好きです。
    (小倉 沙耶)

審査員特別賞 (各審査員からすてきなプレゼント)

  • 【オオゼキタク賞】投稿者:hiro    路線名:熊本市電    撮影場所:上熊本車庫
    投稿者
    hiro
    路線名
    熊本市電
    撮影場所
    上熊本車庫

    素晴らしい!この写真は愛ですね。自動の洗車装置を通すんではなく、こうやって人の「手」で磨いていくことで、年季の入った一ツ目車体がぐんぐん味を増していきます。野球のグローブとか、もちろん楽器もそうですが、旧くなっていくものを「手」で磨いて大事に使っていく・・いいなぁ。なんか書きながら感動してきました。ハイスペックな新型車両もいいですが、使い込まれているのに綺麗な旧車には「愛」を感じてしまいます!
    (オオゼキタク)

  • 【オオゼキタク賞】投稿者:僕の細道    路線名:九大本線    撮影場所:南由布駅ホーム
    投稿者
    僕の細道
    路線名
    九大本線
    撮影場所
    南由布駅ホーム

    視点を変えることで新たな景色が見えてきますね。そんなアイデアに一票!始発列車の灯が、太陽より早く街に朝を知らせてくれます。今年の夏に九州を旅して久大本線を通ったんですが、その時はあいにく霧が出てしまって由布岳を見れなかったんです。晴れた朝にはこんなにスッキリと綺麗な姿が見えるんですね、早春・朝イチの凛とした空気が写真からもしっかり伝わってきて素敵な一枚!
    (オオゼキタク)

  • 【オオゼキタク賞】投稿者:トム平    路線名:JR青梅線    撮影場所:二俣尾
    投稿者
    トム平
    路線名
    JR青梅線
    撮影場所
    二俣尾

    秋なのにほっこりとあたたかな一枚ですね。どうしてこんなにあたたかいんだろう。目に映るものを何度も見つめて色を定め、一筆一筆に思いを込めて絵を描いていく。そんなあたたかな「見つめる目」を感じたからかもしれません。筆を運ぶように何度もこの地を訪れた201系の鮮やかなオレンジも、もうすぐ見納め。どんな風に描いてくれるんだろう。完成した絵も見てみたい気がします!
    (オオゼキタク)

  • 【小倉 沙耶賞】投稿者:kazoo901    路線名:牟岐線    撮影場所:日和佐駅付近
    投稿者
    kazoo901
    路線名
    牟岐線
    撮影場所
    日和佐駅付近

    先日、残念ながら終焉を迎えてしまった、四国内の国鉄型気動車と、キラキラ 光る青い海のコントラストに、胸が締めつけられるような気持ちになりました。
    (小倉 沙耶)

  • 【小倉 沙耶賞】投稿者:sue    路線名:東海道新幹線    撮影場所:岐阜羽島〜米原
    投稿者
    sue
    路線名
    東海道新幹線
    撮影場所
    岐阜羽島〜米原

    「一粒で4度美味しい」一枚ですね。 特に、コンテナ貨車と700系が写っていることで、花形車両から縁の下の力持ち までバラエティ豊かな図になっているのが面白いです。
    (小倉 沙耶)

  • 【小倉 沙耶賞】投稿者:Yukame    路線名:伊予鉄道松山市内線    撮影場所:大手町
    投稿者
    Yukame
    路線名
    伊予鉄道松山市内線
    撮影場所
    大手町

    ダイヤモンドクロッシング…と書いてしまうとそれまでですが、私には、お孫 さんが楽しそうに走る様をおじいちゃんが温かく見守っているように見えます。 伊予鉄道さんならではの光景ですよね。
    (小倉 沙耶)

  • 【吉田 一紀賞】投稿者:イナカ    路線名:JR琵琶湖線    撮影場所:山科駅
    投稿者
    イナカ
    路線名
    JR琵琶湖線
    撮影場所
    山科駅

    車両を写真におさめる場合、先頭から、もしくは最後尾から撮影することが多くなってしまいます。そのほうが車両の全体像を見ることができるので当然ですが、この写真のように側面、それも後追いで撮るのも鉄道の違った魅力を見ることができ、私は大好きです。しかも、貨物列車が太陽の光を受けている様子がまた素晴らしい! 駅のホームが影になっているのかと思いますが、貨物列車の上半分だけが照らされているのも趣があります。無機質感の貨物列車に太陽の光があたる様子はとても美しく、私はいつも見とれてしまいます。また、EF66の下枠交差型パンタグラフを眺めるにはこの角度が絶妙ですし、コキに乗っているコンテナは画一的なボックス形のはずが部分的に歪んだ線があったり、何とも味わい深い写真だと思います。
    (吉田 一紀)

  • 【吉田 一紀賞】投稿者:たんちん    路線名:長良川鉄道 越美南線     撮影場所:北濃駅
    投稿者
    たんちん
    路線名
    長良川鉄道 越美南線
    撮影場所
    北濃駅

    山奥の静かな無人駅。風の音以外何も聞こえなく、列車が近づいている気配はまったく感じない。でも、遠くからゆっくりと気動車が近づいていることはレールだけが知っている。レールに耳をあててみると、小さな走行音が響いているのだ。その音は次第に大きくなり、やがて気動車の汽笛が聞こえてきた……そんな少年時代の思い出を彷彿とさせてくれる写真です。私が幼少の頃、従兄弟が家に遊びにくると、近くを走る真岡線に行っては一緒にレールに耳をあてていました。レールから伝わってくる走行音に興奮したものです。私は一人で行く勇気がなく、年上の従兄弟が来たときのみの楽しみでした。今思えば危ない遊びで勧められませんが、私が鉄道好きになったきっかけの一つであるのは間違いありません。たんちんさんに同じ思い出がおありではないかもしれませんが、童心に帰り夢中でカメラを構えたのではないでしょうか。そんなワクワク感が伝わる写真です。
    (吉田 一紀)

  • 【吉田 一紀賞】投稿者:おかだだれだ    路線名:大井川鐵道    撮影場所:新金谷駅
    投稿者
    おかだだれだ
    路線名
    大井川鐵道
    撮影場所
    新金谷駅

    セピア色の写真を多くの方が投稿してくださいましたが、その良さをもっとも活かした写真ではないかと感じました。大井川鐵道は往年の名車たちがいまだ現役で活躍しており、また新金谷駅横の車輛区には多く留置されているので、昭和の雰囲気に包まれていますが、それをセピア色で撮ることによってさらに当時の世界へタイムスリップさせてくれます。木の電柱と激しい雨がいっそう雰囲気を高めてくれているように思います。優秀賞に選ばせていただく12枚はカレンダーに採用するという目的があります。セピア色の写真は季節感をとらえにくいため、どうしてもピックアップできませんでした。しかし、素晴らしい鉄道と風景写真の一つとして、ここに取り上げさせていただきます。
    (吉田 一紀)

審査員

岡嶋 和幸

岡嶋 和幸(Kazuyuki Okajima)

福岡市生まれ、写真家。世界各地を旅しながら撮影した作品をさまざまなメディアで発表。写真展の開催や写真集の出版など精力的に活動中。
岡嶋和幸フォトブログ>>
吉田 一紀

吉田 一紀(Kazutoshi Yoshida)

東京都生まれ。脚本家・ライター・構成作家。今まであまり注目されなかった鉄道の脇役たちまで楽しめる「モハようございます。あの人はなぜ、鉄道にハマるのか?」を出版。
鉄道ブログ『モハよう de キハキハ』>>
オオゼキタク

オオゼキタク(Taku Oozeki)

地元横浜にてライブ活動を展開するシンガーソングライター。メロディはとてもやわらかく、 その歌声は純朴で真っ直ぐといわれ、テレビ系ドラマの主題歌に抜擢され注目を浴びる。また、趣味の鉄道ブログも彼らしい視点で人気を誇る。
オフィシャルホームページ>>
小倉 沙耶

小倉 沙耶(Saya Kokura)

愛知県出身。鉄道アーティスト。「鉄道に関わるすべての人が、いつも笑顔でいられるように」を合言葉に、イベントMCや歌手、クラフト等を通じて鉄道に 関わる様々な活動を行う。
小倉沙耶のやわやわ日和>>

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