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- 紫外線とは?
紫外線とは、私たちが日常的に意識することなく浴びている地球上に降り注ぐ太陽光の一種です。
太陽光は、
(1)可視光(380〜780nm)と、目に見えない(2)紫外線、(3)赤外線と3種類にそれぞれ分けられ、紫外線には波長によってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)に分けられます。

紫外線の種類
| 紫外線の種類 | 波長帯(nm) | 地上への影響 |
|---|---|---|
| UV-A | 315〜400nm | UV-Aは地球上に大量に降り注ぎますが、紫外線の中では波長が長く健康への悪影響は少ないとされています。 しかし長時間浴びた場合の悪影響が懸念されているので、日常での対策は必要となります。 |
| UV-B | 280〜315nm | UV-Bの大半はオゾン層に吸収されますが、その一部は地表に達します。 UV-Bは、シミやたるみ、日焼け、そして皮膚ガンの原因とも言われております。 |
| UV-C | 100〜280nm | UV-Cはもっとも有害ではありますが、オゾン層に吸収されて、地球には届きません。 殺菌灯はUV-Cと同じものです。 |
近年、オゾン層の破壊が進み、地上へ到達する紫外線量が増えるとともに、人体への有害性も懸念されるようになってきました。
オゾン層が1%減少すると皮膚がん発生率が2%上昇するという報告もあります(UNEP:Environmental Effects Panel Report.)。
世界的にはこの20年で6〜14%紫外線量が増えました(世界気象機関&国連環境計画「オゾン層破壊の科学アセスメント2002」による)。
日本ではオゾン層の減少傾向は穏やかになってきましたが、紫外線量は気象庁が観測を始めた90年以降増え続けています。

紫外線を浴びると日焼けするのはなぜ?そのメカニズム
日焼けには、皮膚が赤くなるサンバーン反応と、その後色素が沈着するサンタン反応があります。
サンバーンは、主に海水浴などのあとに、皮膚が赤くなり、熱をもちヒリヒリする症状を言います。
サンタンは、皮膚が黒褐色になり日焼けをすることを言います。
サンタンは皮膚の内部(表皮の基底層のメラノサイト)で発生したメラニンが数日かかって皮膚の一番上にあがってきて色素沈着を起こす症状を言います。
メラニンとは、紫外線から細胞内の遺伝子が傷つかないように守る役割があります。
主にUV-Bが引き起こすサンバーンはDNAを損傷する可能性があります。
サンバーンを繰り返すことは、皮膚の老化にもつながり、皮膚がんの原因になるとも考えられます。
日焼けの種類
| 日焼けの種類 | サンバーン | サンタン |
|---|---|---|
| 症状 | 皮膚が赤くなり、熱をもち、またヒリヒリする。重傷だと水ぶくれも。 | 皮膚が黒褐色に近くなる。 |
| 症状の出る タイミング |
日光に当たった8〜24時間でピークに。 | 日光にあたった数日後から出始め、約1ヶ月で元に戻るが、数ヶ月続くこともある。 |
| メカニズム | 主にUV-Bによって引き起こされる。 真皮の血管が拡張し、血流が増えて、炎症が起こる。 |
主にUV-Aによって引き起こされ、皮膚の内部(表皮の基底層のメラノサイト)で発生したメラニンが皮膚の一番上にあがってきて色素沈着を起こす。 |
| 皮膚への 影響 |
DNAを損傷する。サンバーンを繰り返すことで、皮膚の老化につながり、長期的には皮膚がんの原因になることもある。 | メラニンが紫外線を吸収し、皮膚細胞を守る。 |



