アトピー性皮膚炎のセルフケア方法を、慶応義塾大学 医学博士[海老原 全]先生が解説します。

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海老原 全 先生

[Tamotsu Ebihara]

慶応義塾大学
医学部 皮膚科
医学博士

■専門
アトピー性皮膚炎/接触皮膚炎

■資格
皮膚科専門医

■所属学会
日本皮膚科学会/日本臨床皮膚科医会/日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会

日常生活でのセルフケアポイント

生活環境を改善する

アトピー性皮膚炎の患者さんの中には、ダニ、ハウスダストに対してアレルギーがある人が多くいます。これらの物質は、目には見えないとはいえ、病状に大きく影響してきます。


ダニ・ハウスダスト対策

寝具の対策

防ダニ効果のある枕カバー、布団カバー、マットレスカバーを使い、シーツや毛布はこまめに洗濯しましょう。
布団に関しては、掃除機を念入りにかけたり、天日干しをしたりするのも効果的です。天日干しの場合は、布団を叩かず、手で表面を払うのがコツです。

部屋全体の対策

床は、フローリングにし、ホコリが舞い上がらないようにふき掃除するのが好ましいといえます。カーペットの場合は、こまめに掃除機をかけましょう。掃除機は床のホコリを舞い上がらせるので、換気を十分にしてください。また、じっくりと縦・横にかけるのが効果的です。
布団やカーペットなど繊維に関しては、ダニの死骸や花粉などハウスダストを固めて除去しやすくするスプレーを活用するのもよいでしょう。
カーテンは洗濯できるタイプを選びましょう。ブラインドはホコリがたまるので避けるか、こまめに掃除することが必要です。
部屋にものが散らばらないように、収納に工夫をし、ホコリがたまりそうな飾りは置かないようにしましょう。

湿気の対策

湿気に注意しましょう。ダニは高温多湿を好みます。お風呂場やキッチンにカビが生えないように、こまめに掃除をし、換気を十分にしましょう。シンクの下や、物置の中なども定期的にチェックするとよいでしょう。冬場は、サッシの結露でカビが繁殖する場合があるので、気をつけてください。

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