京都市指定有形文化財 高台院画像(京都・高台寺蔵)
高台院没後400年を記念する展覧会
秀吉の妻となった高台院は、家族や家臣団をたばねることや、政治向きのことなどで、独自の大きな役割を果たし、秀吉と死別してからは、京都に住んで亡夫の冥福を祈る一方、大坂城と連携しながら豊臣家存続のために尽力した。高台院が数え76歳で生涯を閉じたのは、寛永元年(1624)9月6日。その没後400年を記念して開催する本展では、高台院ゆかりの高台寺の特別協力を得て遺品や関連資料により高台院の活動を紹介する。