江戸時代に「酒の町」として繁栄した伊丹の地に昭和62年(1987)に開館。「諷刺とユーモア」をコンセプトに18世紀イギリスから現在へといたる近代諷刺画を主に蒐集している。なかでも19世紀フランス美術を代表する作家のひとり、オノレ・ドーミエのコレクション(2000点を超える諷刺画をはじめ彫刻・油彩等)は、国内はもちろん、世界的にも有数の規模を誇っている。コンセプトに基づいた所蔵品展のほか特色ある企画展、さらには講演会、ワークショップなどにも積極的に取り組み、文化発進の場として親しまれている。
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