大池とオヒルギ群落
南大東島の中央部には日本最大のカルスト湖沼群があり、石灰岩の炭酸カルシウムが溶けてできた湖沼が多く点在している。面積約40万平方mの大池はその中でも最大の淡水池。大池の北岸には、本来は汽水域にできるオヒルギの群落(マングローブの構成種)が見られ、島がまだ環礁だったころの名残と考えられている。内陸封鎖型のマングローブとして世界的にも珍しく、国の天然記念物に指定されている。
- 沖縄県南大東村
2024年06月16日 18時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
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南大東島の中央部には日本最大のカルスト湖沼群があり、石灰岩の炭酸カルシウムが溶けてできた湖沼が多く点在している。面積約40万平方mの大池はその中でも最大の淡水池。大池の北岸には、本来は汽水域にできるオヒルギの群落(マングローブの構成種)が見られ、島がまだ環礁だったころの名残と考えられている。内陸封鎖型のマングローブとして世界的にも珍しく、国の天然記念物に指定されている。
明治33年(1900)八丈島の豪商、玉置半右衛門[たまおきはんえもん]の開拓に始まる島の歴史や文化を紹介している資料館。とりわけ製糖会社支配時代に関する資料は必見。製糖会社が貨幣の代わりに発行していた物品引換券や渡島承認証などが、当時の管理体制を伝えている。センター横には、サトウキビ運搬や島民の物資の輸送に活躍したシュガートレインも1両保存展示されている。
沖縄本島から約400kmのはるか東の海上に位置する。世界的にも希少な、環礁が隆起してできた離水環礁[りすいかんしょう]の島。大東諸島では最も大きい面積約30平方kmの島。沖縄では6番目に大きい。大陸とつながった歴史がないため植生も独特で、こうした珍しい自然が最大のみどころといえる。島の歴史は開拓移民が入って以来のわずか約100年。60年ほど前までは製糖会社の管理下にあり、今も南大東島シュガートレインの跡が残る。島の中心は役場や南大東地方気象台のある在所集落。